関西圏緊急事態宣言の全面解除(掲載時期:2020年5月)

昨日、大阪、兵庫、京都の緊急事態宣言が解除されて、関西地区はすべて外出自粛が解かれました。今後は、マスク、手洗いおよび3密を避けるなど感染防止に留意しながら社会活動を復活させることになります。但し、第2波、第3波は間違いなくやってくるでしょう。

その時のために感染規模を極力抑え早期に定常化させる対策を準備しておく必要があるでしょう。今回、大阪の吉村知事の実行力、発信力に大いに勇気づけられた人は多かったと思います。

囲碁用語に“急場”、“大場”があります。急場は現在の局地戦において収拾打開のため的確な手を打つこと或いはその局面を言い、大場は将来の戦いや陣取りに優位になるような手を打つこと或いはその局面を指しています。

地方自治体の長である吉村知事の行動力は、この非常時に果敢に真摯に立ち向かい的確な手を打っている印象が強く、まさに急場にふさわしい有能な政治家の一人と言えるでしょう。

それに比べると政府の対応は、急場には間に合わない施策が多く、辣腕を振るっている印象も薄いようです。政府は地方自治体との役割分担を明確にして、大局観で勝負すべきでしょう。政府のパワーは将来に向けた大場の施策に注力して、日本を活性化してもらいたい。

「雑談&ことわざ」(抜粋編)

ホームページの「雑談メモ」及び「ことわざメモ」を一部抜粋して編集したものです